観たぜ!
この夏、ある意味で最高にヤバい一本がNetflixに爆誕した!
その名も、『ザイアム:バトル・イン・ホスピタル』。
いやー、この映画、ツッコミどころ満載で、逆にそれが最高だった!
「B級映画を愛する者」として、観終わった後、ニヤニヤが止まらなかったよ(笑)。
こんにちは!
Netflixの新作は欠かさずチェックする僕、YOSHIKIが、今回はネタバレなしの速攻レビューを加えて、この記事をアップデートします!
僕の愛のあるツッコミ、みんなに届け!
まずはサクッと基本情報から。
これだけ押さえておけばOK!
タイ産のアクションホラーってだけで、もう期待値上がるよね!
95分という、中だるみ一切なしで駆け抜けられそうな上映時間も最高!
「え、まだ観てないのになんで『ヤバい』ってわかるの?」って思った?(笑)
いやいや、この映画、「ムエタイ×ゾンビ×病院」っていうコンセプトがもう反則級なんです!
予告編を観ただけでも、その面白さの片鱗がダダ漏れで…。
僕が「これはヤバいぞ」と確信した3つの理由、さっそく紹介させて!
ゾンビ映画といえば、銃や鈍器で戦うのが定番。
でもこの映画は違う。
主人公は、元ムエタイ選手。
強烈な肘打ち、膝蹴り、そして高速のパンチで、ゾンビの群れをなぎ倒していくんです!
この「近接格闘技VSゾンビ」っていう設定、ありそうでなかった!
血と汗が飛び散る、生々しくて残忍なファイトスタイルは、他のゾンビ作品では絶対に味わえない、本作ならではの魅力。
格闘技ファンもホラーファンも、興奮すること間違いなし!
ゾンビ発生の舞台が「病院」っていうのも、怖さを倍増させる最高のスパイス。
迷路のような廊下、無数にある部屋、そして限られた脱出経路…。
考えただけで、絶望感がすごい。
武器になる医療器具もあれば、行く手を阻む障害物にもなる。
そして何より、そこには大勢の「動けない患者」がいるかもしれない。
この逃げ場のない閉鎖空間が、主人公を絶望的な近接戦闘へと追い込み、彼のムエタイのスキルを最大限に引き出すんです。
この物語がただのゴアフェストで終わらない理由は、主人公の戦う動機にあります。
彼の戦いは、ただ生き残るためじゃない。
「愛する人を守るため」という、極めてシンプルで、だからこそ誰もが共感できる強い想いに貫かれています。
さらに、このゾンビ危機が「飢えに苦しむ世界」で起こる、という設定も重要。
社会がすでにボロボロの状態で発生するパンデミック。
希望なんて、どこにもない。
そんな絶望的な世界で、男は愛のためにどこまで鬼になれるのか。
これは、極限状態での人間の愛と狂気を描く、重厚な人間ドラマでもあるんです。
舞台は、飢えと絶望が蔓延する世界。
元ムエタイ選手の男は、愛する人と共に、わずかな希望を求めて生きていた。
しかし、彼の日常は突如として終わりを告げる。
病院内で、未知のウイルスによるゾンビ・パンデミックが発生したのだ。清潔なはずの院内は、一瞬にして地獄絵図と化す。
限られた空間、無限に増え続けるゾンビの群れ、そして守るべき愛する人の存在。
彼は、かつてリングで培った「技とスピードと根性」だけを武器に、この絶望的な戦いに身を投じることを決意する。
観終わって一番に思ったのは、「こういうので良いんだよ、こういうので!」っていう、最高の満足感だった。
正直に言おう。
ストーリーはうすしおテイストだし、設定もガバガバ(笑)。
ビルが吹き飛ぶ爆発から主人公が生きてたり、「え、それ絶対感染するだろ!」みたいなツッコミどころも満載!
でも、そんな細かいことを全部吹き飛ばすくらいの、圧倒的な魅力がこの映画にはある。
ムエタイのハイキックやローキックでゾンビの群れをなぎ倒していく斬新なアクションは、文句なしにカッコいい。
そして何より、ゾンビのビジュアル!
魚を媒体に感染するから、水に反応してピラニアみたいに変化するっていう設定、これは天才的だと思ったね。
「素手でゾンビの顔面を殴る」っていう、感染リスクMAXのありえないアクションには、もはや恐怖を通り越して笑っちゃったけど、それも含めて愛おしい。
頭を空っぽにして、「細かいことは気にすんな!」という勢いに身を任せる。
これこそ、B級アクションホラーの正しい楽しみ方!
気軽に観れる一本として、文句なしの及第点だと思う。