《Netflix独占!僕が本気で選んだ人生最高の海外サスペンス・ミステリー30選!》
みんな、ヤッホー!
年間200本以上の作品を視聴している、海外ドラマファンのYOSHIKIです!
いやー、最近よく言われるんですよね。
「面白いサスペンスが見たいけど、Netflixオリジナルって数が多すぎて、どれから手をつけていいか分からないよ!」って。
うんうん、その気持ち、めちゃめちゃ分かる。
だから、この記事を書くことにしました。
ただのあらすじ紹介じゃなくて、僕が実際に観て、魂を揺さぶられ、本気で眠れなくなるほど考え込んじゃった作品だけをリストアップしました。
【まず見るべき傑作】Netflix独占サスペンス おすすめ必見12選
① ダーク(Dark)
ドイツの田舎町ヴィンデンで起こった子供の失踪事件。
それは、33年周期で繰り返される奇怪な謎の始まりだった。
4つの家族が世代を超えて隠してきた秘密が、時空を超えた難解なパズルとして絡み合い、町の運命を根底から揺るがしていく。
いやー、もうね、はっきり言って僕が観てきた中で最も「完璧」なドラマの一つかもしれない。
一度ハマったら絶対に抜け出せない、時間という名の迷宮。
小難しい言葉も出てくるけど、そんなの知らなくても大丈夫。
このドラマの真のすごさは、観ている僕ら自身が、登場人物と一緒に出口のないループに迷い込んで、息が詰まるような感覚を「体験」させられるところなんだよね。
家系図を書きながら「え、こいつがこいつの父親になるの!?」って頭を抱える、その混乱すら、最高のエンターテインメントに変わる。
知的な刺激と深い感動、その両方を満たしてくれる、まさに現代SFの金字塔。
これ以上の作品、あるかな?
② マインドハンター(Mindhunter)
1970年代、「シリアルキラー」という言葉すらなかった時代。
二人のFBI捜査官が、収監された連続殺人犯たちとの対話を通じて、彼らの歪んだ心理を解明し、「プロファイリング」という新たな科学を築いていく。
監督がデヴィッド・フィンチャー(映画『セブン』の監督)ってだけでもう必見なんだけど、このドラマの恐怖は、血がドバドバ出るような派手さじゃない。
連続殺人鬼エド・ケンパーが、巨大な体で理路整然と自分の犯行を語る、その「普通さ」にこそ背筋がゾッとする。
派手なアクションは一切なし。
静かな会話劇だけで、ここまでヒリヒリする緊張感を出せるって、もう神業としか言えないよね。
深淵を覗く者は、深淵からも覗かれる…
その言葉をこれほど体感できる作品は、そうそうないと思う。
③ ベター・コール・ソウル(Better Call Saul)
あの伝説的ドラマ『ブレイキング・バッド』の前日譚。
三流弁護士ジミー・マッギルが、いかにして悪徳弁護士ソウル・グッドマンへと変貌していったのか。
一人の男の、緩やかで、しかし後戻りできない転落の物語。
スピンオフが本家を超えるなんて、普通はあり得ない。
でも、この作品はそれをやってのけたと思う。
僕の中では、テレビドラマにおける「キャラクター描写の最高峰*と言ってもいい。
真っ当に生きようともがくジミーが、尊敬する兄からの残酷な一言で、心がポキッと折れてしまうシーンは、本当に胸が痛くなる。
派手な銃撃戦があるわけじゃないのに、全てのショット、全てのセリフに意味が込められていて、一瞬も目が離せない。
人間の弱さや変化を、ここまで繊細に、説得力をもって描いた作品は、ちょっと思い当たらない。
④ ザ・クラウン(The Crown)
若くして女王に即位したエリザベス2世の治世を、史実に基づいて描く壮大な歴史ドラマ。
公には見せない王室の葛藤や、歴史の裏側で繰り広げられた人間模様を浮き彫りにする。
「歴史ドラマって退屈そう…」って思ってる人にこそ観てほしい。
これは、歴史の教科書なんかじゃない。
王冠の重圧に耐え、一人の人間として、妻として、母として生きる女性の、超一級のヒューマンドラマ。
特に、アバーファン炭鉱事故のエピソードで、感情を表に出すことに抵抗する女王の姿には、彼女が背負うものの大きさを感じて胸を打たれるはず。
衣装やセットが豪華なのはもちろんだけど、何より脚本と演技が完璧。
歴史の裏側で、こんなにも濃密なドラマがあったのかと、毎回溜め息が出ちゃう。
⑤ ナルコス(Narcos)
コロンビアの伝説的な麻薬王パブロ・エスコバルの栄光と没落を、彼を追うDEA捜査官の視点から描いた、実話ベースのクライムドラマ。
「現実が、フィクションを超えた」って言葉が、これほど似合う作品は他にないと思う。
貧しい人々の英雄(ロビン・フッド)でありながら、国家を脅かす冷酷なテロリストでもあるエスコバル。
この男の二面性がとにかくヤバい。
実際のニュース映像を巧みに織り交ぜるドキュメンタリータッチの演出が、物語に圧倒的なリアリティを与えていて、観ている間ずっと緊張感が途切れない。
ヴァグネル・モウラが演じるエスコバルは、もはや本人にしか見えないくらいの怪演。
クライムドラマ好きなら絶対に避けては通れない、マスターピースです。
⑥ ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス(The Haunting of Hill House)
かつて幽霊屋敷「ヒルハウス」で育った5人兄妹。
ある夏の悲劇をきっかけにバラバラになった彼らが、数十年後、再び過去の亡霊と、家族のトラウマに向き合うことになる。
ただのホラーだと思うと、度肝を抜かれるよ。
僕に言わせれば、これはホラーの皮を被った「最高の家族ドラマ」です。
もちろん、めちゃくちゃ怖い。
でも、それ以上に切なくて、美しい物語。
特に、第5話のラストで明かされる「首折れ女」の正体は、テレビドラマ史に残る叙述トリックと言っていいんじゃないかな。
恐怖と悲劇性が完璧に融合したあのシーンは、涙なしには観られないと思う。
最も恐ろしい幽霊は、屋敷じゃなくて、心の中に棲んでいる。
このテーマを、これ以上なく見事に描き切った傑作だと思うなぁ。
⑦ ブラック・ミラー(Black Mirror)
もし、現代のテクノロジーが少しだけ未来に進んだら?
SNS、AI、VR…その進化がもたらす、人間の愚かさや社会の歪みを、ダークなユーモアと鋭い風刺で描く一話完結のアンソロジーシリーズ。
「これはSFじゃない、明日起こるかもしれないドキュメンタリーだ」って、僕は本気で思ってる。
一話完結だからどこから見てもいいけど、僕が一番衝撃を受けたのは、シーズン1の『国歌』。
首相が豚と×××するっていう、とんでもない設定なんだけど、本当に怖いのはその行為じゃなくて、それをエンタメとして消費する僕ら大衆の姿なんだよね。
手元のスマホ(=ブラック・ミラー)が、これほど恐ろしく見える作品はない。
観た後、しばらく考え込んじゃうような、重くて知的な刺激が欲しい人には絶対におすすめしたいな。
⑧ ペーパー・ハウス(La Casa de Papel)
「教授」と呼ばれる謎の男に集められた8人の犯罪チームが、スペイン王立造幣局に立てこもり、史上最大の強盗計画を実行する、ノンストップ・クライムアクション。
とにかくアドレナリン全開!
『オーシャンズ11』みたいなスタイリッシュな強盗モノが好きなら、絶対にハマるはず。
でも、このドラマがユニークなのは、登場人物がプロフェッショナルじゃなくて、感情的で衝動的な「ラテンの家族」だってところ。
完璧な計画が、彼らの恋愛や嫉妬、仲間割れのせいで、常に崩壊寸前になってしまう。
そのハラハラ感がたまらない!
ダリの仮面と、抵抗の歌「ベラ・チャオ」は、もはや社会現象。
これはただの強盗じゃない、「レジスタンス」の物語なんだと思う。
⑨ オザークへようこそ(Ozark)
麻薬カルテルの資金洗浄屋である財務アドバイザーのマーティが、トラブルに巻き込まれ、家族と共に田舎のリゾート地オザーク高原へ逃亡。
生き残るため、そこで莫大な闇の金を浄化しようと奮闘する。
よく『ブレイキング・バッド』と比較されるけど、僕はこのドラマの「青く暗い絶望感」が大好き。
特に注目してほしいのは、妻ウェンディの変貌ぶり。
最初は夫に怯えるただの主婦だったのに、シーズンを重ねるごとに、夫をも凌駕する冷酷な策略家になっていく。
その姿は恐ろしくも、どこか魅力的。
そして、何と言ってもジュリア・ガーナーが演じるルース!
彼女の演技を見るためだけに、このドラマを観る価値があると言ってもいい。
アメリカン・ドリームの腐敗を描いた、現代の傑作スリラーだと思う。
⑩ 1899
1899年、ニューヨークを目指す移民船ケルベロス号が、消息を絶ったはずの姉妹船プロメテウス号を発見。
この出会いをきっかけに、乗客たちは悪夢のような不可解な出来事に巻き込まれていく。
『ダーク』のクリエイター陣が作ったって聞いたら、もう観るしかないよね。
シーズン1で打ち切りが決まった「幻の傑作」なんだよね、残念だけど。
そのラストシーンは、物語のジャンルそのものをひっくり返す、とんでもないどんでん返し。
全ての物語が、実は○○だったなんて…!
謎が解かれないまま終わったからこそ、逆に僕らの想像力を掻き立てる。
多言語が飛び交う船内のカオスな雰囲気も最高。
打ち切りは本当に残念だけど、この壮大な謎かけを体験する価値は絶対にあるよ。
⑪ ザ・チェスナットマン(The Chestnut Man)
コペンハーゲンの静かな郊外で発見された惨殺死体の傍らには、栗で作られた奇妙な人形「チェスナットマン」が。
やがて事件は連続殺人に発展し、1年前に失踪した少女の謎へと繋がっていく。
これぞ北欧ノワールの真骨頂。
陰鬱な雰囲気、重厚なプロット、そして事件の背景にある重い社会問題。
このジャンルに求められる全ての要素が詰まった、非常に完成度の高いミステリー。
子供の遊び道具である栗の人形が、最も残忍な犯罪現場に残されるっていうギャップが、言いようのない恐怖を生み出してるんだよね。
緻密なプロットと伏線回収を楽しみたい、本格ミステリーファンなら絶対に満足するはず。
⑫ ボディガード -守るべきもの-(Bodyguard)
PTSDに悩む帰還兵のデイビッドは、自分に心の傷を負わせた戦争を推進した張本人である、野心的な女性内務大臣の警護責任者に任命される。
信念と任務の狭間で、彼は巨大な陰謀の渦に巻き込まれていく。
冒頭20分間の列車テロシーンの緊張感は、ドラマ史に残るレベルだと思う。
観る者の心臓を鷲掴みにされるよ。
多くのヒーロー像とは違い、主人公が精神的に極めて不安定な「弱さ」を抱えているのがリアルなんだよね。
だからこそ、アクションシーンに一層の緊迫感が生まれる。
『24』のようなリアルタイムの緊張感と、複雑な政治スリラーを同時に味わえる傑作だね。
【タイプ別】もっと探す!Netflixオリジナルミステリー18選
TOP12、楽しんでくれました?
でも、僕が語りたい傑作はまだまだこんなものじゃないですよね!
ここからは、「最高の一本を、もっと自分の好みに合わせて探したい!」という、こだわり派の人のために、サスペンス・ミステリーをさらに3つのタイプに分けて、残りの18作品を紹介していきたいと思います。
衝撃的な結末が好きな人も、じっくり謎を解きたい人も、ハラハラドキドキしたい人も、きっとお気に入りの一本が見つかるはず。
さあ、さらに深いサスペンスの沼へようこそ!
① 衝撃のどんでん返し!「結末サプライズ系」6選
瞳の奥に
ラスト15分、あなたは「え、どういうこと!?」ってなって、絶対に最初から見返しちゃうはず。
心理スリラーだと思って観てたら、とんでもないオカルトホラーに突き落される、賛否両論の問題作。
でも、この後味の悪さはクセになるかも。
そしてサラは殺された
全員が容疑者、全員が嘘つき。これでもか!
というくらい、毎回クリフハンガーで終わるから、観始めたら止まらないジェットコースタードラマ。
ミステリーの整合性より、勢いを重視するならコレだね。
クリックベイト
「再生回数が500万回に達したら、私は死ぬ」…
SNS時代の闇を鋭く描いた現代的スリラー。
各話で視点が変わる構成が見事で、全く予想外の人物が真犯人だった時の衝撃はかなりのもの。
インサイドマン -囚われた者-
『SHERLOCK』のクリエイターが送る、知的でトリッキーなパズルみたいなドラマ。
「誰もが、たった一日で殺人者になりうる」というテーマが、恐ろしくもリアルに迫ってくる。
スタンリー・トゥッチの演技がとにかく最高。
ザ・ストレンジャー
人気作家ハーラン・コーベンの真骨頂。
見知らぬ女から告げられた、妻の些細な嘘。
それがドミノ倒しのように、平和なコミュニティの秘密を暴いていく。
パズルのピースがはまっていく感覚がたまらない。
SAFE 埋もれた秘密
これもハーラン・コーベン原作で、『デクスター』のマイケル・C・ホール主演。
安全なはずの高級住宅街に隠された、住民たちの暗い秘密。
最も信頼していた人物が…
という王道のどんでん返しが光る一作。
② じっくり謎を解きを楽しむ「本格ミステリー系」6選
ザ・シナー:記憶を埋める女
犯人は分かっている。でも、動機が分からない。
「誰が」ではなく「なぜ」を追う、異色の心理ミステリー。
普通の人間が、なぜ罪を犯したのか。
その心の傷跡を辿る旅は、重く、そして深い。
YOU ー君がすべてー
あなたの恋も、誰かに「監視」されているかもしれない。
ストーカーで殺人鬼の主人公の視点から描かれる、歪んだ恋愛物語。
つい主人公に共感しそうになるっていう、危険な魅力を持ったサイコスリラー。
ある告発の解剖
イギリスのエリート社会を舞台にした、スタイリッシュな法廷サスペンス。
性的同意という現代的なテーマを、記憶の曖昧さを表現する幻想的な演出で描いているのが見事。
女性たちの心理戦から目が離せない。
ロック&キー
亡き父が遺した屋敷には、現実を歪める魔法の「鍵」が隠されていた…。
ファンタジー要素の強いミステリー。
謎解きと、家族の成長物語が楽しめるから、ダークすぎないサスペンスが見たい時にぴったり。
ザ・ポリティシャン
将来、アメリカ大統領になるという野望を持つ高校生の、過激でシニカルな選挙戦を描く。
ライアン・マーフィーらしい、ポップで毒のあるコメディ・サスペンス。
人間の欲望をスタイリッシュに描かせたら、彼の右に出る者はいないかも。
ラチェッド
映画『カッコーの巣の上で』の伝説的な悪役、ラチェッド看護師の若き日を描いた作品。
サラ・ポールソンの怪演と、ヒッチコックを彷彿とさせる極彩色の映像美が素晴らしい、オリジン・ストーリー・スリラーです。
③ 息もつかせぬ展開「クライム・アクション系」6選
LUPIN/ルパン
怪盗は、物語になった。
現代のパリを舞台に、カリスマ的な主人公が鮮やかな手口で権力に立ち向かう、極上のエンターテインメント。
人種差別をトリックに利用する社会派な一面もあって、奥が深い。
ストレンジャー・シングス 未知の世界
80年代映画への愛が爆発してる!
『E.T.』や『グーニーズ』を観て育った世代には、もうたまらないオマージュの連続。
子供たちの友情と冒険、そして本格的なSFホラーの融合が奇跡的。
アンブレラ・アカデミー
世界を救う前に、まずこの機能不全家族を救わなきゃ。
普通のヒーローものに飽きた人に観てほしい、スタイリッシュでシニカルな一作。
なんていうか、音楽のセンスが抜群に良いんだよね!
ウィッチャー
怪物よりなお、人間は恐ろしい。
怪物退治の専門家ゲラルトの戦いを描く、大人向けのダークファンタジー。
ヘンリー・カヴィルの剣戟アクションは、それだけで観る価値アリ。
ハウス・オブ・カード 野望の階段
Netflixの歴史は、このドラマから始まった。
主人公がカメラ目線で視聴者に語りかける演出が画期的で、悪の共犯者にさせられる感覚がスリリング。
権力を巡る冷酷な政治劇を堪能できる。
ナルコス:メキシコ編
『ナルコス』の興奮を再び。
舞台をメキシコに移し、新たな麻薬帝国の誕生を描く。
こちらも実話ベースで、リアリティと緊張感が半端ない。
このシリーズにハズレなし、と断言できる。
まとめ:最高の知的興奮を味わえる、あなただけの一本を…
どうだったかな?
僕が選びに選び抜いた、Netflix独占のサスペンス・ミステリー30作品。
気になるものは見つかった?
ここで紹介したドラマは、ただ時間を潰すためのものじゃない。
僕らの価値観を揺さぶり、新しい世界を見せてくれ、時には人生の道しるべにさえなってくれる、そんな力を持った作品ばかりだと思う。
まずは「まず見るべき傑作12選」から気になる一本を、さらに好みに合わせて「タイプ別18選」から深掘りしてみるのもいいだろう。
このリストが、君の週末を最高にスリリングなものにするきっかけになってくれたら、僕にとってそれ以上に嬉しいことは無いです。
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