2025年8月、Netflixが新たに放つ韓国ドラマ『暴君のシェフ』。
現代の天才シェフが朝鮮王朝時代にタイムスリップし、悪名高き暴君と出会うという、聞いただけでも胸が高鳴る設定の本作。
配信開始を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
こんにちは!YOSHIKIです。
今回はこの注目の新作の魅力を、【ネタバレなし】と【ネタバレあり】に分けて、徹底的に語り尽くします!
この記事を読めば、『暴君のシェフ』を120%楽しむための準備は万端ですよ。
【このブログの楽しみ方について】
いつも『YOSHIKIのMOVIE SELECTION’S』を読んでくれて、本当にありがとうございます!
このブログでは、読者の皆さんと「作品を待つワクワク感」から「観終わった後の語り合いたい気持ち」までを共有するため、【随時更新】というオリジナルの記事スタイルを採っています。
これは、僕が考え抜いた、みんなと最高の映画体験をするための形です。
ぜひ、この場所で、一緒に物語を深めていきましょう!
まずはサクッと基本情報から。
監督が、あの大ヒット作『星から来たあなた』のチャン・テユ監督!
もう面白さは約束されたようなものですよね!
項目 | 詳細 |
作品名 | 暴君のシェフ (原題: 폭군의 셰프) |
配信 | Netflix(独占配信) |
配信日 | 2025年8月23日 (土) |
話数 | 全12話 |
監督 | チャン・テユ |
キャスト | ユナ (少女時代)、イ・チェミン、カン・ハンナ |
ジャンル | グルメ、ファンタジー、ラブコメ、時代劇 |
※韓国tvNで毎週土日21時10分から放送され、Netflixでは同日23時より配信開始予定。
予告編やあらすじ、制作陣の情報から、僕が「これはヤバい!」と確信するに至った3つのポイントを紹介させてください!
本作の監督は、あの『星から来たあなた』を手がけた名監督、チャン・テユさんです。
「現代のシェフと過去の暴君」という、一見すると無茶な設定も、彼の手にかかれば、リアリティと深みのある最高の人間ドラマになるはず。
いろんなジャンルを混ぜ合わせるのは、すごく難しいけど、チャン・テユ監督なら、それを最高のエンタメにしてくれるっていう安心感がありますよね。
このキャスティング、最高の組み合わせだと思いませんか!?
ヒロインを演じるのは、アイドルとしても女優としても第一線で活躍し続けるユナ(少女時代)さん。
彼女がいるだけで、作品の安定感が違います。
一方、暴君役には、Netflixシリーズ『ヒエラルキー』で今最も注目を集める若手俳優イ・チェミンさん。
彼の新鮮なエネルギーとカリスマ性が、ドラマに新しい風を吹き込みます。
経験豊富なベテランと、今が旬の若手。
この二人がどんな化学反応を見せてくれるのか、本当に楽しみです!
本作は、韓国の人気ウェブ小説が原作なので、ストーリーの面白さは折り紙付きです。
ここで注目したいのが、暴君のモデルになったとされる「燕山君(ヨンサングン)」という、朝鮮王朝史上、最も悪名高い王様の存在。
つまり、本作で描かれる「暴君」は、単なるツンデレな俺様キャラじゃありません。
「料理か死か」というキャッチコピーが示す通り、主人公が直面するのは、いつ命を奪われてもおかしくない、リアルな恐怖と隣り合わせの宮廷サバイバルなんです。
●ヨン・ジヨン (演:ユナ)
現代を生きる、情熱と才能にあふれたフレンチシェフ。
ある日突然、朝鮮王朝時代にタイムスリップしてしまう。
●イ・ホン (演:イ・チェミン)
絶対的な権力を持つ朝鮮の王。
「暴君」として恐れられているが、実は誰にも真似できない「絶対味覚」の持ち主。
●カン・モクジュ (演:カン・ハンナ)
王の側室の一人。
美貌と知性の裏に、野心を秘めた危険な人物。
現代のソウルで三つ星レストランのメインシェフとして活躍していたヨン・ジヨン。
しかし、謎の事件に巻き込まれ、500年前の朝鮮王朝時代の王宮の厨房に迷い込んでしまう。地位も名誉も、そして現代の調理器具も失い、彼女に残されたのは自身の料理の腕前だけ。
厳格な身分制度が支配する世界で、ジヨンは生き残るために料理を作ることを決意する。そんな彼女の運命を大きく揺るがすのが、王国で最も恐れられる男、暴君イ・ホンとの出会いだった。
彼の食事を担当することになったジヨンにとって、一皿一皿が文字通り命懸けのギャンブル。
果たして彼女は、暴君の舌を満足させ、この時代を生き抜くことができるのか…。
第一幕:現代の三つ星シェフと、謎の古書
物語は、21世紀のパリから始まる。
主人公ヨン・ジヨン(イム・ユナ)は、権威ある料理コンクールで優勝した、才能と自信にあふれるミシュラン三つ星シェフ。
彼女は、韓国へ向かう飛行機に乗る直前、歴史学者である父親の友人から、父へ渡すようにと謎めいた古書『望雲録(マンウンロク)』を預かる。
第二幕:朝鮮時代へのタイムスリップと、王との転落
飛行機が乱気流に見舞われ、日食が重なったその瞬間。
ジヨンが化粧室で『望雲録』を開くと、彼女は時空を超えて転送されてしまう。
彼女がたどり着いたのは、朝鮮時代。
そこで彼女は、この時代の王、イ・ホン(イ・チェミン)と遭遇する。
彼は、ジヨンを「鬼女(怪しい女)」だと怪しみ、弓を構える。
その瞬間、彼らを狙って逆賊が矢を放つ!
王イ・ホンは矢に射抜かれ、ジヨンもろとも崖から川へと転落してしまった。
第三幕:暴君との珍道中と、記憶のビビンバ
川から助け出された後、二人の奇妙な珍道中が始まる。
タイムスリップしたことを知らないジヨンは、王の事を「おかしな設定を話すコスプレ俳優」だと勘違いし、もみ合いの末に彼を拘束。
助けを求めるため、頭のイカれた俳優(と彼女が思う王)を仕方なく連れ歩く。
二人が「禁票(クムピョ)」—王の狩場であり、民の居住が禁止された土地—にたどり着くと、ジヨンは歴史の知識を披露する。
民の家を奪い、そこに自分の印をつけた歴史上の暴君「ヨンヒ君」の話を。
ヨンヒ君が、全国から女を献上させ、民を苦しめたという話を聞きながら、イ・ホンは「ヨンヒ君など王家にいない」と困惑しつつも、まるで自分のことのように怒り、反論する。
この会話で、視聴者だけが「ヨンヒ君=イ・ホン」であることに気づかされる。
その後、禁票に隠れていた女性ソ・グルグムと出会ったジヨンは、空腹を満たすため、飛行機から持ち出したバターとコチュジャン、そして山菜を使ってビビンバを調理。
その味を食べた王は、亡き母との記憶を思い出す。
食事の後、ジヨンは拘束した王をそのままに、崖に落ちた自分のカバンやスマホを探すため、グルグムに案内を依頼。
その間に、駆けつけた王の家臣たちがイ・ホンを救助する。
王は、自分を「頭のイカれたやつ」と呼び、拘束し、ビビンバを作って母を思い出させ、そしてあっさり放置していった謎の女、ジヨンを探すように命じる場面で、物語は幕を閉じる。
いやー、面白かった!
ただ料理を作るだけのタイムスリップものかと思いきや、王様と一緒に崖から川に落ちて、その王様を拘束して連れ回すなんて、誰が予想できた!?
この、アクションとコメディとサスペンスがごちゃ混ぜになった、最高にクレイジーな幕開けに、僕はもう第1話で完全に心を掴まれました!
まず、主人公ヨン・ジヨンのキャラクターがいい!
普通、王様(だとは知らなくても、偉そうな人)を目の前にしたら、少しは怯むだろ。
でも、彼女は違う。
「頭のイカれたコスプレ俳優」だと決めつけ、もみ合いの末に縛り上げる!
この図太さ、最高じゃないか!(笑)
そして、暴君「ヨンヒ君」の歴史講義シーン!
ジヨンが、目の前にいる“本人”を前に、その悪行の数々をイキイキと解説する。
それを、王イ・ホンが「そんな奴は知らん!」と、必死に自己弁護のように反論する。
この、お互いが全く違う前提で会話してる感じ、まるでアンジャッシュのすれ違いコントを見てるみたいで、笑っちゃった!
でも、ただのコメディで終わらないのが、このドラマの凄いところ。
ジヨンが、あり合わせの材料で作った「ビビンバ」。
それを食べた王が、亡き母を思い出す、あの切ない表情。
この一皿が、ただの空腹を満たす食事じゃない、人の記憶と心を揺さぶる“魂の料理”であることを、このシーンは静かに、そして力強く描き出していたと思う。
これからの展開、もしかしたら日本の名作漫画『信長のシェフ』みたいになっていくのかな?
現代の知識と料理の腕を持つシェフが、歴史上の暴君の心を掴み、やがては歴史そのものを動かしていく…。
そう考えると、ワクワクが止まらない!
この暴君と暴れ馬のようなシェフ、二人の関係がどうなっていくのか、第2話が待ちきれないよー!
第一幕:採紅使と、少女を懸けた料理対決
第1話のラストで王と別れた後、ヨン・ジヨンは、全国から女性を王に献上する役人「採紅使(チェホンサ)」に捕らえられてしまう。
その地を訪れていた採紅使は、名家のイム・ソンジェ親子。
彼らは、その土地の有力者である観察使ホン・ギョンダルのまだ幼い孫娘を、採紅の対象として連れて行こうとしていた。
孫娘を救いたいホン・ギョンダルらは、捕らえられていたジヨンに「採紅使たちを料理でもてなし、満足させろ」と指示。
「満足させられたら解放、失敗したら命はない」という、絶体絶命の条件を突きつけられる。
第二幕:現代科学 vs 朝鮮の厨房
ジヨンは「重要な接待でしょう?」と一喝し、客人の好みなど「データ」を要求。
厨房の主導権を握ると、朝鮮時代の道具だけで「ス―ヴィード調理法」を再現するという奇策に出る。
沸騰したお湯に冷水を加え、低温調理に最適な50度を保ち、肉に完璧な火入れをした。
出来上がった料理を口にしたイム家親子は、その味に衝撃を受けながらも、ホン・ギョンダルへの難癖をつける。
追い詰められたホン・ギョンダルの息子は、罪をジヨンになすりつけ、彼女を殺すよう命じた。
第三幕:王の裁きと、暴君の慈悲
その絶体絶命の瞬間、王イ・ホンが到着。
「その料理を食べてみよう」と、自ら味を確かめる。
絶対味覚を持つ王は、ジヨンの料理を「天下一の味だ」と絶賛。
そして、ジヨンを料理人として「宮殿へ連れて行く」と命じた。
だが、王の真の目的は別にあった。
彼は、自らの母を死に追いやった政敵の一人であるホン・ギョンダルに復讐する機会をうかがっていた。
王は、ホン・ギョンダルを流刑に処す。
しかし、その後、王は採紅使イム・ソンジェに対し、捕らえていた女性たちを(ジヨンとグルグムを除き)解放し、ホン・ギョンダルの孫娘も宮殿には連れて行かないよう命じる。
第1話でジヨンに「暴君だ」と言われたことが、彼の頭によぎっている様子だった。
ジヨンとグルグムだけが、宮殿に連れていかれる場面で、物語は終わる。
いやー、今回の第2話、1時間を超える尺があっという間に感じるくらい、めちゃくちゃ面白かった!
ただの料理対決じゃない。
その裏で、少女の運命と、王の長年の復讐劇が渦巻いていたとは!
この脚本の見事さには、唸るしかなかったねー。
でも、だ。
正直に言うと、僕はもう少し、ジヨンの「シェフ」としての活躍を、たっぷりと見たかったなぁ、という思いもある。
パリの大会で優勝したとはいえ、彼女がこの時代で作ったのは、まだステーキとビビンバだけ。
なのに、もうゴリゴリの政治臭さが出てきて、テンポは良いんだけど、ちょっと物足りなさも感じた。
今回は、彼女の料理が、完全に王の復讐のための「政治の道具」として利用された形だったから、正直、見終わった後にあまり料理の印象が残らなかったんだよねー。
僕が見たいのは、歴史的な制約で「できない」料理を、ジヨンが現代の知識と知恵で、どうやって驚きの対応策を練って乗り越えていくか、その過程。
そういうシーンをもっとじっくり見せてくれたら、もっと神回になっていたはず!
しかも、料理を韓国料理に絞ってくれたらさらに面白いはず。
…と、こうやって文句を言いつつも、結局は最高に面白いんだから、このドラマはずるいよな(笑)。
難しい歴史の話が苦手な人でも、絶対に楽しめるはずだし、そして、空腹時に見るのはマジで拷問レベルだから、そこだけは注意して欲しいよね!
ああ、もう、とにかく続きが気になるぜーー!
第一幕:牢獄からの脱出と、仮面の下の素顔
第1話で受けた矢傷の手当てを後宮カン・モクジュの屋敷で受けた王イ・ホン。
モクジュはその矢を密かに隠し、叔父ジェサン大君に届けさせる。
一方、ヨン・ジヨンは宮殿の牢屋に入れられていた。
その夜、仮面の男がジヨンを牢から脱獄させ、大道芸人たちの祭りに連れて行く。
そこで仮面を取った男の正体は、王イ・ホンだった。
彼は、ジヨンに新たな料理を要求する。
「死を覚悟で、余を満足させられる新たな料理」を。
第二幕:厨房の洗礼と、王の“記憶の味”
王の食事を作る厨房「水剌間(スラッカン)」へ入ったジヨンは、男尊女卑の料理人たちから強烈な拒絶に遭う。
しかし、王命であるため、彼らは渋々従った。
ジヨンは、フランスの伝統宮廷料理「オート・キュイジーヌ」を振る舞うことを決意。
メインディッシュには鹿の舌を選び、その場で炭火で焼き上げて王の寝殿へと運んだ。
毒見をさせられた後、その味を口にした王は、再び幼い頃の母親との食事を思い出し、恍惚の表情を浮かべる。
その親密な雰囲気を察したモクジュが部屋へ押し入ろうとするが、王は彼女を冷たく追い返し、モクジュは初めて追い返された怒りに震えた。
帰り際、ジヨンは王の側近イム・ソンジェから「王の情報を教える代わりに、敵から守ってやる」という同盟を持ちかけられる。
第三幕:逆転の任命と、地獄の料理対決
翌日、家臣たちは、王が“鬼女”ジヨンを罰しないことに反発し、彼女の斬刑を求めて便殿に集まる。
縄で縛られたジヨンが引き出され、絶体絶命の状況。
王は刀を抜き、彼女に近づく。
しかし、彼はその刀で彼女の縄を切り裂き、こう宣言した。
「直ちにこの女を特令熟手(水剌間の最高責任者)に任ぜよ!一日も欠かさず余のために料理をせよ。ただし、口に合わぬ物を出せば厳刑に処す」
この劇的な逆転劇で、ジヨンは水剌間のトップという、誰もが予想しなかった地位を手に入れた。
しかし、面白くないのはカン・モクジュ。
彼女は、王の祖母である大王大妃を唆し、ジヨンの腕前を試すための料理対決を仕組む。
対決の場に現れた王は、祖母の決定に異議を唱えるが、大妃は「勝てば全て丸く収まる」と一蹴。
すると王は、表情を一変させ、こう言い放つ。
「それならば、最終的に勝った1人を除いて、全員に腕を出させる(切り落とさせる)」
地獄の料理対決の火蓋が、今、切って落とされた。
第一幕:地獄の料理対決、開幕
物語は、大王大妃が主催する料理対決から始まる。
テーマは「孝」、必須食材は「豆腐とみそ」。
そして、王イ・ホンが追加した残酷なルール「勝者一人を除き、敗者は全員、腕を切り落とす」により、厨房は極度の緊張に包まれる。
熟練の料理人たちが得意料理で挑む中、ヨン・ジヨンは父が作ってくれた思い出の味「みそパスタ」を構想。
しかし、大王大妃が本当に求めている味は、幼い頃に母が作ってくれた「ソムジン江のシジミの味噌汁」だと気づき、土壇場でメニューを変更する。
食材の追加はルール違反だとカン・モクジュが妨害するが、王は「負ければ両腕を切り落とす」という、さらに重い条件でそれを許可。
ジヨンは、侍女ギルグムに「シジミ」を調達させる。
第二幕:一杯の味噌汁が起こした奇跡
ギルグムは妨害に遭いながらも、血を流しながらシジミを届け、ジヨンの「思い出の味噌汁」が完成。
一口食べた大王大妃は、母が作ってくれた思い出の味と、ジヨンが込めた「健康でいてほしい」という“孝”の心に、涙を流す。
結果、ジヨンはこの地獄の料理対決で、見事勝利を収めた。
第三幕:王の暴走と、孤独なキス
対決後、王は敗者たちの腕を切り落とすよう命じるが、ジヨンの必死の命乞いと、大王大妃のとりなしで、彼らをジヨンの下で学ばせることで決着。
その後、王は今回の黒幕であるモクジュを問い詰めるが、母の話を持ち出されたことでトラウマが刺激され、発作を起こしてしまう。
王の心の病を察したジヨンは、彼を慰めるため、昼間作るはずだった「父の思い出の味、みそパスタ」を調理。
それを食べた王は興奮状態から落ち着きを取り戻し、ジヨンに母を亡くした過去を慰められる。
そして、ジヨンから「未来から来た」と告白された王は、その夜、彼女が作ったパスタの絵を描き、その日誌に『望雲録』と名付けた。
その頃、王の母の死の真相が記された「史草」を入手した史官が、刺客に襲われる。
深い孤独を感じ一人酒を飲んでいた王は、酔いに任せて、そばにいたジヨンの手を引き、彼女にキスをした。
うわ〜〜〜!久々にキュンキュンが爆発しましたねーッ😍👍✨
もうね、韓国ドラマはこういうのが本当に好きですね〜!
「王道」と書いて「最高」と読む、ベタな設定、ベタな展開🥰 そして、見事にそれにハマってしまいましたー!
第3話で、処刑寸前のジヨンを、王様が「この女を厨房の最高責任者に任命する!」って宣言するシーン!
鳥肌立ったぜーー!
そして第4話、一杯の味噌汁で大王大妃の心を溶かし、父の思い出のパスタで王様の心の傷を癒すジヨン。
彼女の料理が、ただの料理じゃなく、人の心を繋ぐ魔法になっていく展開、たまらなかったです。
そして、最後のシーンなんだよ〜!
ドキドキしたわ!笑
孤独と悲しみに暮れた王様が、ジヨンに思わずキスしてしまう…。
もう、美男美女だから本当に絵になる。
でも、ただ甘いだけじゃないのが、このドラマの深いところ。
ジヨンは、王様の悲劇的な未来を知ってるんだよなぁ〜🤔!
これから二人の仲が進むにつれて、この「未来の知識」が、絶対切ない場面を増やしていくんだろうな…。
そして、やっぱり『望雲録』が二人を繋げてたんだね!
ジヨンを過去に導いた本を、これから王様自身が書くことになる。
この、運命としか言いようのない、時間のパラドックス!
一体どんな展開になるのか、全く分からないから、本当に楽しみだー🕺✨️
第一幕:気まずい朝と、王の断食
第4話のラスト、酔った勢いでヨン・ジヨンにキスをした王イ・ホン。
しかし翌朝、彼はその出来事を全く覚えていない素振りを見せる。
ジヨンは不機嫌な顔で酔い覚ましのスープを出すが、王の真意を測りかねていた。
その頃、王は母の死の真相が記された「史草」を奪われたことで心労が重なり、食欲を失ってしまう。
ジヨンが心を込めて作った食事も、彼は三日三晩、拒否し続けた。
一方、ジヨンは王がひいきにする役者コンギルと接触。
彼は、宮廷で亡くなった姉の仇を探しており、ジヨンに協力的な姿勢を見せる。
第二幕:心を溶かす料理と、二つの褒美
食事を拒否し続ける王だったが、月を見ながら、ジヨンの顔と彼女が作った料理を思い出し、ついに空腹を覚える。
ジヨンが寝殿に運んだのは、胃に優しい「チキンスープ」。
王は「うまいな」と笑顔を見せ、ようやく食事を楽しんだ。
後日、王と叔父ジェサン大君が同席する昼食の席で、ジヨンは「シュニッツェル(カツレツ)」を披露。
その革新的な料理は、王だけでなく、敵対するジェサン大君をも唸らせた。
その夜、王はジヨンを宮殿の花や野菜が栽培されている温室「掌苑署(チャンウォンソ)」に案内し、「自由に使え」と褒美を与える。
そこで彼女は、朝鮮にはまだないはずの「唐辛子」を発見する。
そして王は、もう一つの褒美として、彼女が失くしたカバンを差し出した。
第三幕:不器用な謝罪と、恋のハプニング
カバンを返され、心から喜ぶジヨン。
そんな彼女に、王はついに「先日のことは申し訳ない」と、キスのことを謝罪する。
ジヨンが「どうして?」と彼の真意を問うと、王は照れたのか、後ずさりし始め、その拍子に二人はもつれて折り重なるように倒れてしまう。
その気まずくも甘い雰囲気の中で、物語は幕を閉じる。
第一幕:未来からの菓子と、国家を揺るがす腕比べ
ヨン・ジヨンは、未来へ帰る唯一の手がかり『望雲録』を失い、意気消沈していた。
そんな中、宮殿に明からの使臣団が到着。
食通で知られる正使ウ・ゴンは、朝鮮の料理に一切手を付けない。
ジヨンは、彼をもてなす茶菓子として、未来の菓子「マカロン」を披露。
その未知の味に衝撃を受けたウ・ゴンは、
「朝鮮の貢物を懸けて、自らが連れてきた3人の料理人と、ジヨンたちで料理対決をしよう」
と提案。
王イ・ホンもこれを承諾し、国の運命を懸けた3対3の料理対決が決定する。
第二幕:売国の密約と、身分を隠した逢瀬
王の叔父ジェサン大君は、この料理対決を王を失脚させる好機と捉える。
彼はウ・ゴンに密使を送り、
「対決で明が勝つように協力する見返りに、王を交代させる計画に協力しろ」
という、売国的な密約を結んでしまう。
一方、王はジヨンを宮殿の外へ誘い出す。
二人は身分を隠し、賑やかな市場で初めてのデート(精米所へ向かうついでに)を楽しむ。
荷車に轢かれそうになったジヨンを王が庇い、彼は彼女が見ていた髪飾りを密かに購入する。
二人の間には、穏やかで甘い時間が流れた。
第三幕:宣戦布告と、決戦前夜
宮殿に戻った王は、ジヨンに髪飾りを贈る。
その頃、水剌間では、明の料理人ア・ビスが、ネギの早切り対決で厨房の料理人たちを完膚なきまでに打ち負かし、その士気を打ち砕いていた。
しかし、ジヨンは「このまま諦めるの?」と仲間たちを鼓舞。
「勝つぞ!」と、チームは一つに団結する。
そして、対決当日。
両国の条件が提示される。
明が勝てば貢女は100人、朝鮮が勝てば貢物は半分に。
国のプライドと未来を懸けた、壮絶な料理対決の火蓋が切って落とされた。
いやー、今回の第5話・第6話、一気に物語のスケールがデカくなって、めちゃくちゃワクワクしましたね!
ただの厨房での争いから、まさか明との国の運命を懸けた料理対決にまで発展するとは!
この壮大な展開には、痺れました!
そして、そんなシリアスな展開とは裏腹に、王様のうぶな反応が、いちいち可愛すぎました!
酔った勢いでキスしたことを本当に覚えてなくて、ジヨンに問い詰められて本気でしどろもどろになったり、市場で彼女に髪飾りを買ってあげたり…。
あの暴君が、完全に恋する乙女みたいになっているじゃないですか!(笑)
このギャップに、僕はもう完全に心を掴まれました。
ただ、正直に言うと、「料理」という点では、少し物足りなさも感じています。
もっと、昔の時代だからこそ無い料理を、ジヨンが現代の知識と知恵を駆使して、限られた環境や工夫でどう作り上げていくのか、その過程をじっくり見たいんです。
確かにそんなシーンも見られますが、物足りなさを感じる。
その点では、日本の名作漫画『信長のシェフ』の方が、料理の面白さでは一枚上手かもしれないなと感じます。
でも、そんな細かいことはどうでも良くなるくらい、王とのロマンスが、これ以上ないくらい韓国ドラマしていて最高なんです!
身分違いの恋、不器用な暴君のツンデレ、そしてライバルの妨害。
こういう王道で、ベタな展開が好きな人には、絶対にハマる!
僕も見事にハマってしまいました!
… あと、これは僕だけじゃないと思うんですが、相手側の中国の使節団が喋るたびに、モノマネしてる中川家の礼二が頭に浮かんで、笑いが止まらなかったんですけど、みんなはどうでしたか?(笑)
ネットのレビューで見かけたけど、全くその通りすぎて、もうそれにしか見えません!
シリアスなシーンでも、そんな楽しみ方ができるのも、このドラマの魅力ですよね!
第一幕:未来の知識と、王の嫉妬
ジヨンの身を案じた王イ・ホンは、当初の同行者であった側近の都承旨(トスンジ)イム・ソンジェと入れ替わる形で、自らも彼女の旅に同行することを決意。
ソンジェに宮殿を任せた。
道中、ジヨンが他の男性と親しく話す様子に、王は隠しきれない嫉妬心を見せたのだった。
第二幕:忍び寄る暗殺の刃
しかし、王の叔父ジェサン大君は、この対決を王の権威を失墜させる好機と捉え、ジヨンが宮殿を離れた隙を狙い、暗殺のために刺客を送り込む。
対決相手である明国の料理人が、事前にジヨンが狙われていることを密告していたため、ソンジェらは、王とジヨンの危機を察知することができた。
第三幕:守護者と、壊れた蓋
職人の工房で圧力鍋は完成するが、そこにジェサン大君の刺客たちが襲いかかる。
まず、王の側近である護衛スヒョクが、身を挺して刺客たちを足止めする。
次に、役者のコンギルも足止め役をかって出るが、敵の数はあまりにも多い。
ついに、王とジヨンだけになり、絶体絶命の状況。
王は、自らの身を盾にしてジヨンを守りながら戦う。
そして、まさにその瞬間、王の危機を察知したイム・ソンジェが、兵を率いて駆けつけた!
仲間たちの助けもあり、彼らは死闘を乗り越えることができた。
だが、その争いの際に圧力鍋の蓋が壊れてしまう。
職人チャン・チュンセンは「第3の対決までには必ず届ける」と修理を約束。
一同は、ひとまず蓋のない圧力鍋を手に、料理対決の開始時刻ギリギリに、会場へと帰還した。
帰りの道中、王は、命を懸けて自分たちを守った側近たちに、労いの言葉をかけた。
いやー、今回の第7話は、本当に素晴らしかったです!
これまでの伏線が全て繋がり、物語が大きく動き出した、まさに「神回」だったと感じています。
まず、主人公ヨン・ジヨンの行動力には感服しました。
「圧力鍋がないなら作ればいい」という、現代人ならではの発想力。
そして、心を閉ざした職人の頑なな心を、故郷の味である「パジョン」で溶かしていく姿。
料理が、人の心を繋ぐ最高の言葉であることを、改めて証明して見せてくれましたね。
しかし、今回の主役は、間違いなく王のイ・ホンでした。
これまで、彼の暴君としての一面や、美食家としての姿は描かれてきました。
でも、今回、私たちは初めて彼の“一人の男性”としての素顔を見たのではないでしょうか。
ジヨンが他の男性と話しているだけで、嫉妬で不機嫌になる、あの子供のような可愛らしさ。
そして、クライマックスの戦闘シーンです。
仲間たちが駆けつけるまでの間、自らの命を顧みず、愛する女性を守るために剣を抜く姿。
あの姿は、もう「暴君」ではありません。
愛に目覚めた「守護者」の顔でした。
その覚悟に、僕は心を完全に撃ち抜かれました。
共に死線を乗り越えたことで、二人の間には、もはや王と料理人という身分を超えた、本物の“絆”が生まれたのだと感じます。
この最高の盛り上がりで、いよいよ来週は料理対決本番。
面白くならないはずがありません!
視聴後、追記したいと思います。
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