今回、紹介する作品は『モアナと伝説の海2』です。
『モアナと伝説の海』は、こんな人におすすめだよ!
🔸前作のファンはもちろん、冒険ものが好きな方には特におすすめ!
🔸他にも家族愛、友情の物語が好きな人!
🔸南国の美しい風景やダイナミックな海のシーンなど映像美にこだわったものが好きな人!
タイトル | モアナと伝説の海2 |
制作国 | アメリカ |
配信日 | 2024年12月6日 |
上映時間 | 100分 |
ジャンル | ディズニー/ミュージカル |
監督 | デイブ・デリック・Jr. |
キャスト | モアナ役:アウリイ・クラヴァ―リョ(屋比久知奈) マウイ役:ドウェイン・ジョンソン(尾上松也) |
モアナと仲間たちは、新たな冒険へ
前作で世界を救ったモアナは、プアとヘイヘイと共に、先祖の彫刻が施されたツボを発見。
そこには、他の海の部族がいるかもしれないという希望が生まれました。
島のリーダーに任命されたモアナですが、先祖の幻影が現れ、他の部族がいるという『モツフェトゥ』を探すよう告げられます。
幻影を見た『空の炎』を目印にモアナは冒険を決意する。
一方、マウイは謎の女性マタンギと対峙。
モツフェトゥの鍵は、モアナにあると知り、彼女を危険に巻き込みたくないと葛藤する。
モアナは、モニ・ロト・ケレと共に旅に出ますが、カカモラ族との戦い、巨大な貝との遭遇など、様々な困難に直面します。
マウイと再会し、マタンギの協力のもと、モツフェトゥに近づきますが、海は荒れ狂い、モアナは自信を失いかける。
しかし、マウイの励ましと仲間との絆を胸に、モアナは新たな船を作り、嵐の中へ飛び込む。
そして、モアナたちは、モツフェトゥを見つけ出し、海の部族との再会を果たせるのか?
特にクライマックスは、凄かった!
もうね、目まぐるしくて、そりゃ、クライマックスだからそうだろうけど、忙しく過ぎて詰め込み過ぎなような気もするけど、その詰め込み過ぎな印象を持っちゃったとしてもアニメーションで再現できるのは、さすがディズニーだなって感じる部分でしたね。
モアナも、船乗りとしての成長を感じさせ、オールで波を漕いだり、船を旋回させるため、海の上を駆け巡ったり、自由なアクションは気持ちよさがありました。
雷と嵐が吹き荒れ、波が荒れ狂う中、空では、マウイが鳥になったり、水中では、サメになったり敵と格闘している隙にモアナ達は、荒れ狂う海から脱出を目指したりとテンポの良いアニメーションは見どころの1つに感じましたね!
歌もね、なかなか良かったですけど、説明する為だけに使われている点が残念に感じましたね。説明に使いながらも楽しい雰囲気って前作では、沢山あったけど、今作は個人的には、うーんって印象が残っています。
前作のモアナは、過去と繋がる為の物語でしたが、今作は、島の人たちを助ける為に新たな未来を築き、自身がどんなリーダーになっていくのか…に向き合っていくお話でした!
百歩譲って主人公であるモアナは、まだ旅に出る動機がありました。
『かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再び一つになる』という伝説を知り、島民を守る為、また、リーダーとしての役割を果たすため…
動機があるにはあるけど、旅中に立ちはだかる困難に対してモアナが葛藤するシーンにも一切共感度が無いんですよね、個人的な感想ですけど!
それでも動機があるのは、分かる。モアナは、まだ良しとしよう。
他に一緒に旅に出る事になったモニ、ロト、ケレは、何で旅に出たの?
旅で何を得たの?動機があったとしてもとても薄味で、旅を通してあるだろう成長や悩みに対して共感する場面がほとんど無かったです!
唯一、カカモラ族の族長の息子であるコトゥだけは、動機がはっきりしていて良かった。
巨大な貝に飲み込まれそうになった場面で、コトゥは、このままでは、カカモラ族の島ごと飲み込まれると悟り、モアナ達の船と繋がるロープを切断しました。
カカモラ族を守る為に犠牲になった訳です。
冒険を終え、カカモラ族の所へ帰ったコトゥと族長との再会には、感動がありました。
こういうのがもっと観たかった。
だって今作ね、もう一度観たいなーってシーンが観終わった後に残っていないんですよ。
前作なんか、おばあちゃんが亡くなるシーンでめちゃめちゃ泣いて、あのシーンって頭にしっかり残っていたりするんですけど、今作はそんなシーンが無いってのが残念でしたね!
こんな感じなら前作同様、マウイとの二人旅でも良かったなー!
10点満点中/5点
前作があまりにも良く出来た作品だったので、期待値はかなり高かったです。
その反面、残念に思う点も多くあり、楽しかったけど、前作よりは…って感じでしたね。
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