この夏、絶対見るべきバディ映画がアマプラに来たぞー!
その名も『ヘッド・オブ・ステイト』。
イギリス首相とアメリカ大統領。
本来なら固い握手を交わすはずの二人が、まさかの犬猿の仲。
そんな二人が巨大な陰謀に巻き込まれ、世界を救うハメになるって…設定だけで面白いの、確定じゃないですか?

こんにちは!
アマプラの新作は欠かさずチェックする僕が、この夏最高のエンタメ大作の魅力を【ネタバレなし】と【ネタバレあり】に分けて、徹底的に語り尽くします!
まずはネタバレなしで、あなたの期待感をMAXまで高めていきますよ!
- 『ヘッド・オブ・ステイト』基本情報!配信日・キャストは?
- 『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレなし】視聴前に知ると10倍楽しめる!3つの魅力
- 『ヘッド・オブ・ステイト』キャストと相関図|この凸凹コンビがヤバい!
- 『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレなし】序盤のあらすじ|すべてはエアフォースワンの墜落から!
- 『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレなし感想】速攻ガチレビュー&個人的評価
- 『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレ全開】衝撃のラストを徹底解説!物語はこう終わった!
- 『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレ全開】各キャラクターはどうなった?その運命を追う
- 『ヘッド・オブ・ステイト』【深掘り考察】この物語が伝えたかったこととは?(ネタバレあり)
- 『ヘッド・オブ・ステイト』続編の可能性は?ポストクレジットシーンがアツい!
- 『ヘッド・オブ・ステイト』結論:アマプラで絶対に観るべき「五つ星」ポップコーン・ムービー!
『ヘッド・オブ・ステイト』基本情報!配信日・キャストは?

まずはサクッと基本情報から。
これだけ押さえておけばOK!
監督が『Mr.ノーバディ』のイリヤ・ナイシュラーってだけで、もう期待しかない!
魅力①:設定が天才!国家元首がまさかの凸凹バディに!
この映画の最大の魅力は、なんといってもこのユニークな設定!
「いがみ合う二人がコンビを組む」っていう王道バディものを、アメリカ大統領とイギリス首相でやっちゃうのが、もう最高にクレージーで面白い。
深刻な国際問題が背景にあるのに、当の本人たちは「どっちが本当に強いか」みたいな、超しょーもないことで喧嘩してるんです(笑)。
この「地球上で最も偉い人たちが、地球上で最も低レベルな口論を繰り広げる」という強烈なギャップ!
これが本作の笑いの源泉なんですよ。
魅力②:最強の化学反応!あの二人がコンビで帰ってきた!
この奇抜な設定を最高に面白くしているのが、イドリス・エルバとジョン・シナの存在!
『ザ・スーサイド・スクワッド』でも最高のコンビだった二人が、本作で再タッグ。
ファンとしては「待ってました!」としか言いようがない!
真面目で皮肉屋なイギリス首相(イドリス・エルバ)と、元アクションスターで人気者だけど実は小心者なアメリカ大統領(ジョン・シナ)。
この正反対な二人が、反発し、いがみ合い、そして時に共闘する姿は、まさにバディ映画の醍醐味そのものです。
魅力③:監督が鬼才!アクションがとにかくスタイリッシュ!
アクション・コメディと謳うからには、アクションも重要ですよね。
その点、監督はあの『Mr.ノーバディ』で世界をブッ飛ばしたイリヤ・ナイシュラー!
心配は一切無用です。
彼のアクションは、ただ派手なだけじゃない。
テンポが良くて、遊び心があって、とにかくオシャレで個性的。
本作でもその手腕は全開で、キャラクターの個性や状況を活かした、クリエイティブなアクションが満載!
アクション映画ファンは絶対見逃せないポイントです。
『ヘッド・オブ・ステイト』キャストと相関図|この凸凹コンビがヤバい!
元アクションスターで、人気だけで大統領になった男。
自信家に見えるけど、実はビビり。
支持率低迷中のイギリス首相。
元特殊部隊員で、真面目すぎる皮肉屋。
MI6の凄腕エージェント。
サムとは何やらワケありな関係のようで…?
物語の鍵を握る美女。
本作のメインヴィラン。
政府に恨みを持つ、謎の武器商人。
『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレなし】序盤のあらすじ|すべてはエアフォースワンの墜落から!
物語は、支持率低迷に悩むイギリス首相サムと、人気者だけど中身は空っぽなアメリカ大統領ウィルが、超ギスギスした雰囲気で会談するところからスタート。
お互いへのイライラがMAXのまま、二人は大統領専用機エアフォースワンに搭乗。
しかしその直後、謎の攻撃でいきなり専用機が撃墜!
世界からは「死亡した」と見なされ、警護も何もかも失った二人の国家元首。
そんな彼らにとって唯一の希望は、サムと複雑な過去を持つMI6エージェント、ノエルだけ…。 果たして、水と油の二人は協力し、この絶体絶命のピンチを乗り越えることができるのか!?
『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレなし感想】速攻ガチレビュー&個人的評価
全体総評:頭を空っぽにして楽しむ、最高の”ご機嫌”バディ・アクション!
観ましたよ、『ヘッド・オブ・ステイト』!
配信開始と同時に速攻で視聴しましたが…結論から言います。
最高に笑えて、スカッとする、この夏一番の”ご機嫌”な一本でした!
この映画の主役は、壮大な陰謀でも政治劇でもなく、間違いなくイドリス・エルバとジョン・シナです!
正直、この二人の小学生レベルの口喧嘩と、時折見せる絶妙なコンビネーション、いわば「イチャイチャ」を観るためだけに113分を捧げる価値が、大いにあります。
ただし、ひとつだけ注意点。
小難しいポリティカル・スリラーや、心に深く刻まれるような感動巨編を期待してはいけません。
これは、コーラとポップコーンを片手に、頭を空っぽにして、二人の国家元首の低レベルな口論とド派手なアクションにただ身を委ねる、至高の「ポップコーン・ムービー」なのです。
海外のレビューでも「良い意味でバカなコメディ」「罪悪感を覚えるほど楽しい(Guilty Pleasure)」といった評価も見られましたが、まさにその通り。
難しいことを考えずに、ただただエンターテイメントとして楽しむ。
その割り切りさえできれば、本作はあなたにとって最高の体験になることを保証します。
『ヘッド・オブ・ステイト』項目別10点満点評価とレビュー
『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレ全開】衝撃のラストを徹底解説!物語はこう終わった!
すべてはエアフォースワンの墜落から
物語は、ウィル(米大統領)とサム(英首相)が、ギスギスした雰囲気のまま大統領専用機エアフォースワンに乗り込むところから急展開!
謎のテロリストに襲撃され、いきなり専用機が撃墜されます。
パラシュートでなんとか脱出した二人は、ベラルーシの森に不時着。
世界からは死亡したと見なされ、味方も武器も何もない、丸腰の国家元首が誕生(笑)。
ここから、二人の必死の逃避行が始まります。
真の裏切り者は、いつも一番近くにいる
二人はMI6エージェントのノエルの助けを借りながら、陰謀の黒幕を追います。
一度はウィルの側近が裏切り者かと思いきや…
それは見事なミスリード!
トリエステで開催されたNATO首脳会議で明らかになった真の黒幕、それはなんとアメリカのカーク副大統領でした!
「アメリカ第一主義」を掲げ、NATOを解体するために武器商人グラドフと手を組んでいたんです。
「やっぱり副大統領か。いつものパターンだ」ってウィルが言うセリフ、メタ発言で最高に笑った!
最高のフィナーレと、キューピッドの矢
クライマックスは、グラドフのアジトでの最終決戦!
一度は死んだと思われたサムが、消防車を運転して駆けつけるシーンは、バカバカしくて最高にアガる!
最後は、ヘリで逃げようとするグラドフに対し、ウィルがキューピッドの像をぶん投げてローターにぶち込み、ヘリごと墜落させるという、とんでもない決着!
愛の象徴であるキューピッドが、不和の象徴である悪役を倒す。
このラスト、めちゃくちゃオシャレじゃない?
『ヘッド・オブ・ステイト』【ネタバレ全開】各キャラクターはどうなった?その運命を追う
『ヘッド・オブ・ステイト』【深掘り考察】この物語が伝えたかったこととは?(ネタバレあり)
深掘り考察①:「権力のパフォーマンス vs 本物の能力」
この映画、ゲラゲラ笑ってみてたけど、観終わった後でジワジワくるのが、このテーマなんだよね。
「現代のリーダーは、ただ役を演じているだけの “役者” なのでは?」っていう、痛烈な風刺。
ウィル大統領は、「国民の人気者」という役を演じるパフォーマー。
サム首相は、「伝統的で厳格な指導者」という役を演じるプロフェッショナル。
でも、物語は彼らから「国家元首」という最大の肩書(鎧)を容赦なく剥ぎ取っていく。
森に放り出された彼らが生き残るために必要だったのは、政治的な駆け引きじゃなく、それぞれの心の奥底に眠っていた「本物の能力」だった。
それは、サムにとっては、忘れかけていた特殊部隊員としてのサバイバル術。
そしてウィルにとっては、誰もがバカにしていた「アクション映画の知識」と「ハッタリをかます即興力」。
真のリーダーシップとは、肩書じゃない。
泥臭い「実力」と「適応力」なんだと、この映画は笑いと共に教えてくれるんだ。
深掘り考察②:ウィルは「愛すべきおバカ」か「隠れた戦略家」か?
で、この映画で一番議論になるのが、ジョン・シナ演じるウィル大統領のキャラクターじゃない?
ただの筋肉バカなのか、それとも実はとんでもないキレ者なのか…?
僕の考えは「彼は本能型の戦略家」です。
彼は、地政学や経済といった「理屈」では物事を考えない。
その代わり、「どうすれば観客(国民)が湧くか」「どうすれば相手の意表を突けるか」という、「物語」や「心理」の観点で物事を考える、いわばエンターテイメントのプロなんだ。
だからこそ、常識人のサムには到底理解できない、突拍子もないけれど結果的に有効な一手(ハリウッド作戦)を打つことができた。
彼の「おバカさ」こそが、彼の最大の武器であり、戦略なんです。
深掘り考察③:90年代バディ映画への、最高のラブレターだ!
この映画観てて、ずっと思ってたんだけど…
これって僕たちが大好きな90年代のバディ・アクション映画への、最高のラブレターじゃない?
真面目なプロと口だけ達者な相棒、くだらない口喧嘩、そして二人の化学反応がすべて!
まさに『リーサル・ウェポン』や『ラッシュアワー』の黄金律。
でも、ただの懐古趣味で終わらないのがこの映画の凄いところ。
その「相棒」をアメリカ大統領とイギリス首相にしちゃうっていう、ぶっ飛んだ発想で現代的にアップデートしてる。
昔のファンはニヤリとできるし、若い世代は新しいバディ映画として楽しめる。
このバランス感覚、見事だと思うな。
深掘り考察④:実は彼女が最強?ノエル・ビセットというキャラクターの役割
ウィルとサムのイチャイチャばっかり観てたけど、冷静に考えて、この映画で一番有能でカッコよかったのって、ノエルじゃない?
二人の国家元首が、子供みたいに喧嘩したり、映画の真似事みたいな作戦で一喜一憂したりしている間、常にプロとして状況を分析し、的確なサポートをしていたのは、間違いなく彼女。
クライマックスでグラドフを仕留めるっていう最も重要な仕事をやってのけたのも、彼女。
ウィルとサムは、ある意味彼女が動きやすくするための、最高の「囮(おとり)」だったとさえ言える(笑)。
そして極めつけは、ラストで事実上、この二人の「上司」兼「管理人」になること。
物語の真の勝者は、間違いなく彼女だったね。
『ヘッド・オブ・ステイト』続編の可能性は?ポストクレジットシーンがアツい!
断言します。
続編の可能性は、極めて高いです!
その根拠は、ポストクレジットシーン。
死んだと思われていたCIAのマーティが、「頭の金属プレートのおかげで助かった」という、これまたバカバカしい理由で生存していることが判明!
彼が続投するってことは、このチームの物語がまだまだ続くっていう、制作陣からの明確なメッセージでしょ!
もし続編『ヘッド・オブ・ステイト2』が制作されるなら、今度はノエルが指揮官となり、ウィルとサム、そしてマーティが、新たな世界の危機に挑むことになるはず。想像するだけでワクワクする!
『ヘッド・オブ・ステイト』結論:アマプラで絶対に観るべき「五つ星」ポップコーン・ムービー!
さて、ここまでネタバレ全開で語ってきましたが、結論は変わりません。
『ヘッド・オブ・ステイト』は、この夏、絶対に観るべき一本です!
これは単なるアクション映画ではありません。
笑い、ド派手なアクション、そして意外なほどクレバーな物語、そのすべてを約束してくれる「五つ星のポップコーン・ムービー」です。
「あー、面白かった!」と心の底からスッキリできる、最高のデトックス体験。
これ一本のためにアマゾンプライムの月額料金を払う価値が、間違いなくあります。
コメント