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Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』感想・あらすじ・ネタバレ結末を解説|評価レビューと考察!かなりつまらないバディ作品だった!

Netflix

真面目すぎる捜査官 × 降格された無鉄砲な元刑事。
そんな水と油の二人が、共通の悲しみを胸に、たった一人の犯人を追う。
この夏、オランダから、最高に笑えて、ちょっと泣ける?、激アツなバディアクションがNetflixにやってくる!

その名も、『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』

YOSHIKI
YOSHIKI

こんにちは!
Netflixの新作は欠かさずチェックする僕が、この最新バディムービーの魅力を、【ネタバレなし】【ネタバレあり】に分けて徹底的に語り尽くします!

🎬 Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』基本情報!

YOSHIKI
YOSHIKI

まずはサクッと基本情報から。
これだけ押さえておけばOK!
オランダ発のアクションコメディってだけで、ハリウッドとは一味違うユーモアが期待できそう!

項目詳細
作品名『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』
(原題: Bad Boa’s / Almost Cops)
配信Netflix(独占配信)
配信日2025年7月11日(金)
製作国オランダ
ジャンルバディアクションコメディ、クライム
上映時間95分
YOSHIKI
YOSHIKI

95分という、中だるみ一切なしで駆け抜けられそうな上映時間も、夏の夜にピッタリだね!

👥Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』キャストとあらすじ!

●ラモン(演:ジャンディノ・アスポラート)
仕事熱心で真面目な特別執行官。
無鉄砲なジャックに振り回される、物語のツッコミ役?
●ジャック(演:ヴェルナー・コルフ)
降格された型破りな元刑事。
彼の直感と無謀な行動が、事件解決の鍵を握る…
かもしれないボケ役?

Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』【ネタバレなし あらすじ】

仕事一筋の真面目な特別執行官ラモン
彼のチームに、問題を起こして降格された無鉄砲な元刑事ジャックがやってきた。

性格もやり方も、水と油のふたり。
しかし、彼らには「愛する人を殺された」という、誰にも癒せない共通の傷があった。

ある殺人事件をきっかけに、やむなくタッグを組むことになった、相性最悪の二人。
犯人を追う中で、彼らは衝突を繰り返しながらも、事件の裏に隠された思いもよらない秘密にたどり着く。

果たして、彼らは互いの違いを乗り越え、真実を暴き、真の「最強のバディ」となることができるのか?

🔥Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』【ネタバレなし】視聴前に知っておきたい!このバディがアツい3つの理由!

① 設定が王道、だからこそ最高!「真逆のふたり」の化学反応

この映画の核は、なんといってもこのキャラクター設定!

ラモン:ロッテルダムを愛する、クソ真面目な特別執行官(日本でいう交番のお巡りさん?)
ジャック:ルール無視は当たり前、降格された無鉄砲な元刑事

もうね、この二人が組んだ時点で、面白い化学反応が起きないワケがないんです。
最初は反発し合い、くだらない口喧嘩を繰り返しながらも、事件を追ううちにお互いを認め、最強のバディになっていく…。
この「バディムービーの黄金律」を、本作がどう描いてくれるのか。
王道だからこそ、僕らの期待にまっすぐ応えてくれるはず!

② ただのドタバタじゃない。「共通の悲しみ」が物語を深くする

本作が単なるアクションコメディで終わらない理由は、二人が「愛する人を殺された」という共通の悲しい過去を背負っている点にあります。

普段は反発しあう二人が、この一点だけで繋がっている。
彼らが犯人を追う動機は、単なる正義感じゃない。
個人的な「怒り」と「痛み」なんです。
このシリアスな共通点が、物語にグッと深みを与え、彼らのアクションやセリフ一つ一つに、重みと説得力をもたらしてくれるはず。
笑いの中にも、きっと泣ける瞬間があるはず。

③ オランダ発!ハリウッドとは一味違うセンスに期待!

舞台は、オランダのロッテルダム
ハリウッド映画とは違う、ヨーロッパのリアルな街並みで繰り広げられるカーチェイスやアクションは、それだけで新鮮な驚きがあるはず。

さらに、オランダならではの少しブラックで皮肉の効いたユーモアセンスが、二人の会話や物語の随所に散りばめられているかもしれません。
僕らがまだ知らない、新たな才能や、独特の映画の空気に触れられるのも、Netflixの国際色豊かなオリジナル作品を観る醍醐味だよね。

🤔Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』視聴後の速攻ガチレビュー!

全体総評:期待した「バディのイチャイチャ」は皆無。なぜか性格が入れ替わる主人公たち…

僕がこの映画に期待していたもの。

それは、最高の「バディのイチャイチャ」だった。
真面目なラモンと無鉄砲なジャック。
この二人が、くだらない口喧嘩をしながらも、最高の相棒になっていく姿を観たかった。

でも、結論から言うと、そういうシーンは、ほぼゼロだった

物語は、ジャックと相棒だったラモンの弟ケビンが、麻薬がらみの捜査中に殺されてしまうところから始まる。
この悲劇をきっかけに、二人がタッグを組むことになるんだけど…。
信じられないことに、ここから二人のキャラクターが、まるで入れ替わったかのように豹変する

仕事熱心で真面目だったはずのラモンは、急に後先考えない熱血漢になる。
逆に、無鉄砲だったはずの元刑事ジャックは、なぜか急におとなしくなってしまう。
そのキャラクターの変化に全く説得力がなくて、「え、君、誰!?」って、観ているこっちはずっと混乱しっぱなし。

本来の気質を発揮しないから、期待していた二人の軽妙な掛け合いなんて生まれるはずもなく、物語はただただ中途半端に進んでいく。
アクションも、マリオカートみたいなゴーカートのシーンはシュールで笑えたけど、それでバイクに追いついちゃう展開には萎えた(笑)。

「最強のバディの誕生」を期待して観た僕にとっては、あまりにも期待外れな一作だった。
これが僕の正直な感想です。

YOSHIKI
YOSHIKI

『バッド・バディーズ』のバディ感に物足りなさを感じた、そこのあなたへ。
僕がこの夏「これぞ本物!」と唸った、最高のバディ映画がアマプラにある。
それが、イドリス・エルバとジョン・シナ主演の『ヘッド・オブ・ステイト』だ。
二人の奇跡的な化学反応は、下の記事で熱く語ってるから、ぜひチェックしてみてくれ!

Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』各項目別10点満点評価とレビュー

評価項目点数ひとことレビュー
ストーリー3/10支離滅裂 主人公たちの性格が豹変する理由が全く描かれず、物語に全くついていけなかった。プロットもかなり大味で深みがない。
アクション4/10見せ場どこ…? アクションコメディと呼ぶには、あまりにもアクションシーンが少なく、印象にも残らない。ゴーカートのシーンは笑えたけど、萎えた(笑)。
キャラクター2/10最大のガン 序盤と終盤で主人公二人の性格が入れ替わるという、致命的な脚本。これでは感情移入のしようがない。
コメディ6/10笑える部分は確かにある。 二人のチグハグな行動や、オランダならではのシュールな笑いは、時折光るものがあった。
期待からの落差1/10期待していたものが、そこにはなかった。 最高のバディの化学反応を夢見ていただけに、その落差はあまりにも大きかった。
総合評価3.2/10バディ映画ファンほど、怒りを感じるかもしれない問題作 軽妙な掛け合いを期待すると、痛い目を見ます。

😱Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』【ネタバレ全開】衝撃の結末!犯人は誰だ!?

【⚠️警告:この先は100%ネタバレです!】
ここからは、物語の結末について、起こった出来事を解説していきます。
まだ、視聴していない方は、閲覧を注意して下さいね!

発端:汚職警官だった相棒の死

物語は、無鉄砲な刑事ジャックの相棒であり、真面目な特別執行官ラモンの兄弟でもあるケヴィンが、麻薬組織の捜査中に殺害されるところから始まります。
ジャックは事件の責任を問われ、ラモンの所属するCSO(特別執行官)部隊へと降格。
二人はタッグを組むことになります。
捜査を進める中で、二人は衝撃の事実に直面します。
殺されたケヴィン自身が、麻薬王スミッツの買収リストに載っていた、つまり汚職警官だったことが明らかになるのです。

真犯人の正体:仲間による裏切り

さらに捜査を進めると、ケヴィン殺害の真犯人が判明します。
それは、同じ警察の仲間である、グイド、リジー、そしてフアンでした。
彼らは麻薬の密輸作戦を行っており、その不正から抜けようとしたケヴィンを、口封じのために殺害したのです。

クライマックス:役割の逆転と救出作戦

真実にたどり着いた二人でしたが、クライマックスで状況は一変します。
これまで慎重だったラモンが、単独で敵のアジトに乗り込み、返り討ちにあって捕らえられてしまいます。
一方、それまで衝動的だったジャックは、ラモンを救出するために冷静に他のCSOメンバーを組織し、戦略的な救出作戦を実行。
見事、ラモンを救い出し、犯人たちを追い詰めます。

最後の決断:現場に留まるという選択

事件解決後、ラモンとジャックは、その功績を認められ、エリート部署である犯罪捜査部(CID)への昇進を提示されます。
しかし、二人はその申し出を断り、CSOとして現場に留まることを選択します。
これは、ラモンが「ヒーロー警官」だった父親とは違う自分の道を見つけ、ジャックがステータスよりも守るべき人々との繋がりを選んだ、二人の成長を示す決断でした。

✍️Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』【深掘り考察】なぜこの映画は「惜しい」で終わってしまったのか?

深掘り考察①:致命的な「キャラクターの崩壊」

バディ映画の魂は、キャラクターの魅力と、その二人が織りなす化学反応にある。

本作は、ラモンとジャックという最高の素材を用意しながら、物語の途中で彼らの基本設定を自ら放棄してしまった
真面目な男が熱血バカに、無鉄砲な男が冷静になる。
その変化に至る「葛藤」や「きっかけ」が丁寧に描かれていないため、僕らはキャラクターに感情移入するハシゴを外されてしまった。

だから、期待していた「イチャイチャ」な掛け合いも生まれず、ただ性格の変わった二人が、バラバラに行動しているようにしか見えなかった。
これが、本作が傑作になりきれなかった最大の理由だと思う。

深掘り考察②:「バディ」不在のバディムービー。なぜ化学反応が起きなかったのか

僕が最高のバディ映画で観たいのは、一貫した個性を持つ二人が、反発し、影響し合い、それでも変わらない部分を愛おしく思う、その過程です。

『ヘッド・オブ・ステイト』のサムとウィルのように、最後までお互いの本質は変わらない。
だからこそ、彼らの掛け合いは面白く、絆が生まれた時に感動する。

しかし本作では、キャラクターが途中で「別人」になってしまうため、そもそも化学反応が起きる土台そのものが崩壊している
誰と誰が影響し合っているのか分からないまま、物語は終わってしまった。
これは「バディムービー」として、あまりに寂しい。

深掘り考察③:活かされなかった「ロッテルダム」と「BOA」という最高の素材

この映画のユニークな設定、それはオランダのリアルな街「ロッテルダム」と、ちょっとナメられがちな特別執行官の存在だと思う。
この特別執行官ならではの権限のなさや、正規の警察との板挟みといった悲哀は、ハリウッド映画にはない、最高のコメディのネタになったはず

しかし、脚本が「キャラの役割逆転」という内輪の都合を優先したため、この最高の素材はほとんど活かされないまま終わってしまった。
ロッテルダムは、ただの「どこかの港町」でしかなく、非常に残念だった。

深掘り考察④:「どうでもいい」事件の真相

正直に言って、この映画の「ケヴィン殺害事件」の真相に、心を動かされた人はどれだけいるだろうか?

主人公たちのキャラクターがブレブレで、感情移入ができない状態では、彼らが追う事件の真相がどうであれ、僕らの心には響かない。
「腐敗した仲間が犯人でした」というのも、あまりに使い古された展開。
魅力的なキャラクターがいて初めて、陳腐なプロットも輝く
その逆は、ありえないんだよなぁ!

📝Netflix映画『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』まとめ:バディ映画ファンこそ、覚悟して観るべき問題作

『バッド・バディーズ~最強の?ふたり~』は、僕が心の底から期待していた「最高のバディムービー」ではなかった。
最高の素材と、最高の化学反応の「可能性」を感じさせながら、それを脚本が殺してしまった、非常にもったいない作品だと思う。
バディ映画が好きで、二人の俳優のファンだからこそ、この「キャラ崩壊」には怒りすら覚えてしまうかもしれない。
もし観るなら、「何も期待しない」くらいの気持ちで、頭を空っぽにして、時折光るコメディシーンだけを楽しむのがいいかもしれないね。

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