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Netflixアニメ『リヴァイアサン』感想・あらすじ・ネタバレ考察|久石譲×スタジオオレンジの話題作を解説!

Netflix

久石譲 × スタジオオレンジ = 事件です
この夏、Netflixに、ただの新作アニメとは呼べない、とんでもない「怪物」がやってきます。

その名は、『リヴァイアサン』
スチームパンクの重厚な機械文明と、生物工学が生み出した異形の兵器が激突する、第一次世界大戦前夜のヨーロッパ。
この壮大な世界観で描かれる、少年と少女の出会いの物語。

YOSHIKI
YOSHIKI

こんにちは!
Netflixの新作は欠かさずチェックする僕が、この2025年最大級の注目作の魅力を、【ネタバレなし】【ネタバレあり】に分けて徹底的に語り尽くします
まずはネタバレなしで、あなたの期待感をMAXまで高めていきましょう!

🎬 Netflixアニメ『リヴァイアサン』基本情報!

YOSHIKI
YOSHIKI

まずはサクッと基本情報から。
これだけ押さえておけばOK!
このスタッフリスト、豪華すぎてちょっと意味がわからないレベルです(笑)。

項目詳細
作品名『リヴァイアサン』
配信Netflix(独占配信)
配信日2025年7月10日(木)
原作スコット・ウエスターフェルド
音楽オリジナルソング:久石譲
劇中音楽:戸田信子、陣内一真
制作スタジオオレンジ

🔥 Netflixアニメ『リヴァイアサン』視聴前に知っておきたい!本作がヤバい3つの理由!

① 世界観が天才!「機械 vs 生物」の架空世界大戦!

YOSHIKI
YOSHIKI

本作の舞台は、1914年のヨーロッパ。
ただし、僕らが知る歴史とは少し違う。
科学技術が、二つの全く異なる方向へと進化した世界なんです。

●クランカー(ドイツなど)
蒸気機関やディーゼルで動く、巨大で重厚な機械兵器を操る勢力。
●ダーウィニスト(イギリスなど)
遺伝子操作で生み出された、異形の生物兵器を操る勢力。

この「スチームパンク vs バイオパンク」とも言える独創的な世界観!
巨大なクジラの飛行船が空を飛び、二足歩行の戦闘機械が大地を蹂躙する。
このビジュアルを想像しただけで、もうワクワクが止まらない!

② 音楽は「久石譲」!もはや約束された感動

この作品を「事件」たらしめている最大の要因が、これ。
オープニング、エンディング、劇中歌といったオリジナルソングを、あの久石譲さんが手掛けるんです!

ジブリ作品や数々の名作映画で、僕らの心を揺さぶり続けてきた巨匠の音楽が、この壮大な物語にどんな魔法をかけるのか。
もはや約束された感動。
彼の音楽が流れた瞬間、僕らはきっと鳥肌が立つのを止められないでしょう。

③ 制作は「スタジオオレンジ」!世界最高峰の映像美

そして、この唯一無二の世界観を映像化するのが、『BEASTARS』や『TRIGUN STAMPEDE』で世界を驚かせた、日本が誇る3D CGIアニメーションスタジオ「スタジオオレンジ」

彼らの手にかかれば、無骨で重厚な機械のディテールも、有機的で滑らかな生物の動きも、圧倒的なリアリティと迫力で描き出されるはず。
「オレンジが作るなら、間違いない」 多くのアニメファンが抱くこの絶大な信頼感が、本作への期待をさらに高めています。

👥 Netflixアニメ『リヴァイアサン』キャストとあらすじ!

●アレクサンダー公子(CV:村瀬歩)
オーストリアの公子。
追われる身となり、生物工学飛行船「リヴァイアサン」で逃亡中。
●シャープ(CV:藤原夏海)
男装してイギリス海軍航空隊に所属する、ミステリアスな少女。

Netflixアニメ『リヴァイアサン』【ネタバレなし あらすじ】

1914年、第一次世界大戦開戦前夜。
巨大な機械兵器を擁する「クランカー」と、異形の生物兵器を操る「ダーウィニスト」、二つの勢力が世界を二分し、緊張は極限に達していた。

オーストリア大公夫妻の暗殺をきっかけに、世界が戦争へと突き進む中、一人の少年と一人の少女が出会う。

ダーウィニストの生物工学飛行船「リヴァイアサン」で追われる身となった、クランカー側の公子アレクサンダー
そして、男装してイギリス海軍に身を置く、ダーウィニスト側の少女デリン

敵対する勢力に属する二人の出会いは、この世界の歴史を、誰も予想しなかった方向へと大きく動かしていくことになる…。

🤔 Netflixアニメ『リヴァイアサン』視聴後の速攻ガチレビュー!

Netflixアニメ『リヴァイアサン』全体総評:映像と音楽は神、でも物語は…。

このアニメ、とにかく映像と音楽が「神」でした。

スタジオオレンジが作り上げた、機械と生物が融合した世界は、もはや「映像芸術」でした。
そして、そこに流れる久石譲さんの音楽は、紛れもなくこの作品の「魂」だった。
この二つだけでも、間違いなくアニメ史に残るレベルの体験ができる作品だと思った。

でも、だからこそ、物語に感じた「惜しさ」が際立ってしまう。

原作の壮大な物語を凝縮したせいか、全体のペース配分が少し不思議な感じでしたね。
物語が駆け足で進んでいるように感じる時もあれば、個々のシーンが妙に長く感じられる時もあって、「物語は速いのに、シーンは遅い」という奇妙な感覚に陥った

そして、個人的に一番気になったのが、生物兵器「ビースティ」の扱い

「この空飛ぶクジラ、何を食べて生きてるの?」
「知性のある動物を戦争の道具にするのって、どうなの?」
っていう、素朴な疑問に対する答えが、作中ではあまり示されない

この少しの「なんで?」が、せっかくの素晴らしい世界観への没入を、時々妨げてしまっている気がする。

とはいえ、これは欠点を補って余りあるほどの魅力を持つ、とんでもない作品だということだけは断言できる。

Netflixアニメ『リヴァイアサン』各項目別10点満点評価とレビュー

評価項目点数ひとことレビュー
ストーリー6/10テーマは最高、でも脚本はもうちょっと 主人公二人の関係性は素晴らしいけど、駆け足感と説明不足が目立つ。この壮大な物語のポテンシャルを、脚本が活かしきれていないと感じた。
映像美10/10文句なしの満点。歴史に残る映像革命 スタジオオレンジが到達した、新たな芸術の域。この映像を体験するだけでも、Netflixに加入する価値がある。
音楽10/10魂を揺さぶる奇跡のスコア 久石譲さんの楽曲は、この作品を「傑作」の領域に引き上げる、まさに魂そのものだった。サントラ買う?
キャラクター7/10主人公二人は魅力的 でも、物語のペースの問題で、脇役たちの掘り下げが不足気味。もっと彼らの物語も観たかった、というのが本音。
世界観・独創性9/10「機械vs生物」のコンセプトは天才的! 水素を溜めたクラゲの飛行船や、爆弾を投下するコウモリ兵器とか、その発想にワクワクが止まらない。ただ、世界のルール説明がもう少し丁寧だったら、もっと没入できたかも。
総合評価8.4/10欠点は多い、だが、それを補って余りある芸術性 万人には勧められないが、アニメ史に残るであろう「挑戦」を目撃したい、全てのアニメファンに観てほしい問題作。

😱 Netflixアニメ『リヴァイアサン』【ネタバレ全開】衝撃の結末!アレックとシャープ、二人の未来は?

【⚠️警告:この先は100%ネタバレです!】
まだ観ていない人は、必ず視聴後に戻ってきてくれよな!
準備はいい?じゃあ、始めよう。

最終兵器「ゴリアテ」とニコラ・テスラの目的

物語の最終的な敵対者は、特定の国家ではなく、天才科学者ニコラ・テスラであった。

彼が開発した最終兵器「ゴリアテ(Goliath)」は、一撃で都市を壊滅させる威力を持つ
彼の目的は、この圧倒的な破壊力を背景に、すべての国家を恐怖で支配し、戦争を強制的に終わらせる
「相互確証破壊による平和」の実現にあった。
これにより、最終決戦のテーマは国家間の勝利ではなく、「人類は究極の『力』の誘惑に打ち勝てるのか」という、より哲学的なものへと変化した。

最後の共同作戦とアレックの自己犠牲

最終決戦の舞台は、アメリカ・ニューヨーク。

アレックとシャープは、テスラの計画を阻止するため、最後の共同作戦に挑む。
ゴリアテが発する強力なエネルギーによって母艦リヴァイアサン号からの精密照準が困難になる中、アレックは自己犠牲的な作戦を決断する。
それは、自らがゴリアテの塔に接近し、母艦が攻撃するための「的」になるというものだった。

力による支配を否定し、平和のために命を懸けるというアレックの行動に応えるように、シャープたちも奮闘。
彼らの連携によってゴリアテは破壊され、アレックも爆発の中から生還を果たした。

世界の行方と、二人の「これから」

ゴライアスは破壊されたが、第一次世界大戦そのものは終結には至らなかった。

戦いの後、アレックとシャープは互いの想いを確かめ合い、キスを交わす。
しかし、二人はすぐには結ばれず、それぞれの道へ進むことを選択する。

アレックは、公子として「力に頼らない平和な国づくり」を実践するため故国へ。

一方、シャープは、科学者バーロウ博士と共に、南極への探検航海へと旅立つ。
二人の別れは、それぞれが担うべき大きな責任を果たすための、人間的成長の証として描かれた。

✍️ Netflixアニメ『リヴァイアサン』【深掘り考察】この物語が伝えたかったこととは?(ネタバレあり)

深掘り考察①:〈機械〉と〈生命〉――対立から融和へのメッセージ

この物語の根幹、それは機械兵器の〈クランカー〉と、生物兵器の〈ダーウィニスト〉という二つの対立する思想でした。

クランカーのアレックと、ダーウィニストのシャープ。
敵同士の二人が出会い、互いの価値観を理解し、尊重し合う過程こそ、この物語の核心だ。

でも、この物語が凄いのは、「機械は悪で、自然は善だ」みたいな単純な話にしないところ。
ダーウィニストの行いにもまた、生命を道具として利用するという傲慢さが潜んでいる。

つまり、どっちのイデオロギーも、それ単体では不完全
物語が示す答え、それは「統合」。
機械的な論理と、生命的な感性
その両方を理解し、融合させること。
その象徴こそが、生命体でありながら人間の知恵で運用される飛行戦艦「リヴァイアサン」そのものだった。

深掘り考察②:これぞ現代の『ガンダム』!?戦争と「力」の本質を問う物語

この『リヴァイアサン』、観ててさ、僕、どうしても日本の、あの有名なアニメシリーズを思い出しちゃったんだよね。
そう、『機動戦士ガンダム』だ。

考えてみれば、共通点だらけじゃない?

●戦争に巻き込まれた少年少女が、最新鋭の兵器のパイロットになる。
●敵と味方が入り混じった寄せ集めのクルーが、一つの母艦で旅をする。
●物語の鍵を握るのが、戦局を一変させかねない超兵器(ゴリアテ)の存在。

『リヴァイアサン』は、第一次世界大戦という舞台を借りながら、その魂においては、日本の「リアルロボットアニメ」が長年描いてきた反戦のテーマや、力を持つことの葛藤と、深く共鳴している。
だから、ただのファンタジーとしてじゃなく、現代のウォー・ストーリーとして、こんなにも心を揺さぶられるんだと思った。

深掘り考察③:アレックとシャープ、二人の成長の軌跡

YOSHIKI
YOSHIKI

この壮大な物語の中心にいるのは、やっぱりアレックとシャープ。
彼らの成長と関係性の変化こそが、物語を動かす最大のエンジンだったよね。

キャラクター初期状態最終的な成長
アレック守られてばかりの、世間知らずな公子さま。民を想い、力よりも平和を選ぶ指導者へ。自己犠牲の覚悟を身につけた。
シャープ性別を偽り、自分の居場所を探す勇敢な少女。自身の強さと女性性を受け入れ、新たな探求の道へ進む、自立した個人へ。

彼らの成長は、お互いなしではありえなかった。
アレックはシャープなしでは真の指導者になれず、シャープはアレックの受容なしでは本当の自分を解放できなかった。
二人の恋は、ただのロマンスじゃない。
互いが成熟した大人へと成長するための、いわば「るつぼ」のような役割を果たしていたんだと思う。

深掘り考察④:ラスボスが「ニコラ・テスラ」だった理由 

このアニメを観てて、僕が一番「なんで?」って思ったのが、ラスボスの正体なんだよね。
ドイツ皇帝とかじゃなく、なんで科学者のニコラ・テスラなんだろうって。
最初はちょっと唐突に感じたんですよね。

でも、気になって後から調べてみたら、そこにはめちゃくちゃ深い理由がありました!
この『リヴァイアサン』っていう作品は、「スチームパンク」っていうジャンルに分類されるらしいです。

僕も今回初めてちゃんと知ったんだけど、スチームパンクっていうのは、「もし蒸気機関が異常な発展を遂げていたら?」っていう歴史のIFを描くSFのこと
そして、ニコラ・テスラは、史実であまりにも天才的・神秘的な発明をしていたから、このスチームパンクの世界では、物語を動かす象徴的な人物として、頻繁に登場する「超有名人」みたいです!

そうと分かると、合点がいく。
彼を最終的な敵にすることで、この物語の対立軸は「イギリス対ドイツ」っていう国家間の戦争から、「倫理から解き放たれた、科学技術の暴走」っていう、もっと普遍的なテーマへと引き上げられていたんだなって感じた。

つまり、テスラがラスボスだったのは、この物語が「スチームパンク」というジャンルの文脈に則った、深い意味を持つ「お約束」だったってこと。
いやー、この仕掛けを知ると、また作品の奥深さに唸らされるね…。

📝 Netflixアニメ『リヴァイアサン』まとめ:これはアニメ史に残る「挑戦」だ!

『リヴァイアサン』は、完璧な作品ではないかもしれない。
でも、その挑戦の大きさ、そして達成した芸術性の高さは、間違いなく本物だと思う。

アメリカのYA小説と、日本のトップスタジオと、世界的な音楽家。
この奇跡的な共同製作は、TVアニメが到達しうる、新たな映像表現の世界を見せてくれた。

すべてのアニメファンに、この航海を体験してみることを、僕は強くお勧めしたい。

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