この記事のポイント!
●『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』の基本情報が分かる
●Filmarksから読み解く世間の声(肯定的/否定的意見)が分かる
●『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』のネタバレなし感想&10点満点評価
●ネタバレありあらすじ解説
●ネタバレあり感想&考察

映画ファンの皆さん、注目です!あの大人気フレンチ・アクションシリーズ『ロストブレット』の最終章となる第3作が、まもなくNetflixで配信開始されますね。
この記念すべきタイミングに、シリーズの原点である第一作『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』を徹底的に掘り下げてみましょう。
これから観ようか迷っている方、すでにファンだという方も、この記事を読めば本作の魅力が丸わかり。
『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』作品概要
●上映時間: 93分
●ジャンル: アクション、スリラー
●監督: ギヨーム・ピエレット
●脚本: ギヨーム・ピエレット
●配信: Netflix
●映画区分: R18+
●製作国: フランス
●リノ/アルバン・ルノワール:天才整備士の主人公
●アレスキ/ニコラ・デュボシェル:リノを陥れる汚職警官
●ジュリア/ステフィ・セルマ:リノを助ける女性捜査官
●シャラス/ラムジー・ベディア:リノを見出す捜査班長
●カンタン/ロッド・パラド:リノを慕う弟分
●マルコ/セバスティアン・ララン:アレスキの相棒汚職警官
”きっと観たくなる”『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』のあらすじ
天才的な自動車整備士リノは、過去の罪を経て、その腕を買われ警察の特殊部隊に協力していた。
恩人であるシャラス警部のもと、特殊車両の開発・整備という重要な任務に就き、平穏を取り戻しつつあった。
しかし、ある日、予期せぬ事件に巻き込まれ、リノは窮地に立たされる。
彼は、自身の無実を証明し、隠された真実を明らかにするため、たった一人で追手から逃れなければならなくなる。
頼れるのは、自ら改造を施した特殊車両と、類まれなる運転技術、そして決して諦めない闘志のみ。
圧倒的なスピードで繰り広げられるカーチェイスと、手に汗握るアクションが満載のフレンチ・スリラー。
果たしてリノは、追跡を振り切り、真実にたどり着くことができるのか。
『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』ネタバレ無し感想&10点満点評価
『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』気になる点数は?
天才整備士が主人公という設定がまずユニークで引き込まれる!
改造車を駆使したアクションは、CGに頼りすぎず、車体がぶつかり合う物理的な迫力がリアルで良い。
特に後半、主人公が自ら改造した車で繰り広げる執念のカーチェイスは手に汗握る展開だった。
ただ、フランス映画特有の雰囲気なのか、登場人物の関係性や、悪徳警官などのストーリー展開に若干の既視感や予想がつく部分も。
とはいえ、93分でサクッと観られるテンポの良さと、主演アルバン・ルノワールの熱演、リアル路線のカーアクションは大きな魅力。
続編も気になる、骨太なフレンチ・アクションスリラーとして十分楽しめる。
惜しい点もあるが、7点評価も納得の良作だし、カーアクション好きなら観て損はないだろう。
『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』のあらすじを詳しくご紹介
『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』ネタバレ感想&勝手に考察
恩人シャラス警部を汚職警官アレスキに目の前で殺害され、その殺人の濡れ衣を着せられる主人公リノの絶望的な状況から目が離せない。
無実を証明する唯一の証拠、シャラスを撃った「失われた弾丸」がめり込んだルノー21を巡る追走劇が物語の核だ。
警察全体と、真犯人であるアレスキとマルコ一味の両方から追われる中、警察署からの脱走シーンは迫力満点。
そして、整備場でルノーにブルバーやラムを取り付け、戦闘車両へと重改造するシークエンスは、本作のハイライトの一つであり、メカニックとしてのリノの本領発揮だ。
改造されたルノーでパトカーを蹴散らし、高速道路を疾走する壮絶なカーチェイスは、リアルさと破壊描写のバランスが見事。
最後は炎上しながらも証拠の車を警察署に突入させアレスキの罪を暴くが、当人は逮捕寸前で逃亡。
この完全決着とはいかないビターな結末が、続編への強い引きとなっている。
リノの執念とアクションの熱量は素晴らしいが、マルコの退場の仕方など、やや強引に感じる部分もあった。
しかし全体として、手に汗握る展開と骨太なアクションが高次元で融合したフレンチ・スリラーの快作と言える。
世間の声:Filmarksユーザーの評価は?『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』編
絶賛の声多数!『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』の魅力!
●「カーアクションにリアリティがあって良い!」
●「フランス産アクションとして新鮮!」
期待外れ?『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』の課題点!
●「登場人物が見分けにくい時がある」
●「ストーリー展開が少し読めてしまう」
まとめ:『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』の魅力を一言で表すなら…

さて、いよいよ最終章の配信が迫る 『ロストブレット』シリーズ。
その原点である『ロストブレッド 窮地のカーチェイス』について、締めくくりに入りましょう。
本作が残す印象とは何でしょうか?
その魅力を凝縮すると、以下の点が挙げられます。
●メカニックが主人公というユニークな設定
●リアル路線と派手さのバランスが取れたカーアクション
●続編への期待感を煽る引き締まったストーリー
地に足の着いたアクション、高い緊張感、そしてヨーロッパ映画の雰囲気を楽しむなら、トリロジーの他の作品に飛び込む前に、本作は絶好の出発点となるはずです。
ぜひ一度、ご覧になってみてください!
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